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最初にご紹介するのは「ローズ」です。
はい、そのものズバリの「バラ」ですね。
いつかの項で
お話した、【クレオパトラはバラの香りを好み、部屋の床一面にバラを敷き詰め、「バラ風呂」と
呼ばれる香水風呂に入っていた】という行のバラはこのローズを指しているわけです。
ローズは、バラ科バラ属の落葉低木で和名は薔薇、ブルガリア、トルコ、モロッコなどが
原産地です。精油の成分としましては、モノテルペン系、モノテルペンアルコールになり、
成分名はゲラニオール、シトロネロール、薬理作用には鎮痛作用、抗菌、鎮静、抗炎症、防虫、
筋弛緩、血圧降下などがあり、深くて甘いフローラル調の香りが特徴的です。心理的な落ち込みや
ストレスを緩和し、精神面に安定をもたらしてくれるローズはその効能から入浴する際の
香りに非常にマッチするのではないかと思います。
身体的には女性特有の敏感肌や乾燥肌、
老化肌や、生理痛、などに有効で、男女に関わらず性的な障害にも効果を発揮します。
また、お子様に対しても安心して使える精油であり、年齢層を問わないというのも
優れた点に挙げられます。
さて、このローズにはセンチフォリア種とダマスセナ種という2種が
存在し、センチフォリアからは溶剤抽出法によりローズアブソリュートという精油が、
ダマスセナからは水蒸気蒸留法によりローズオットーという精油が得られるのですが、
この2つの精油は原産地や抽出法が違うために「ローズ」と名は付いていても香りが全く違います。
しかし、ローズは「香りの女王」と呼ばれていますので、その種や香りは違えど、
エレガントな雰囲気を醸し出してくれる事だけは間違いないでしょう。
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