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「香り」というものは私たちの生活の中で、何かしら触れていると言っていいくらい
日常的に存在します。
誰もがすぐに思い浮かべるのは香水や芳香剤といった類いでしょうか。
香りや匂いで、その場の空気を感じたり安らぎを覚えたりした事も、今まで一度や二度は
経験した事があると思います。
そんな日常とは別に「特別」と呼べる香りもまた存在します。
例えば、日本人やアジア圏に住む特定の方達にとって、信心、不信心に関わらず「御香」の香りは
一種、独特なものであると言えるでしょう。
そういう「香り」の枠の中に【アロマ】と
いうものがあります。
その意味はわからなくとも、一度くらい耳にした事がある言葉ですよね。
今回は、この【アロマ】に関してのあれこれをご紹介していきたいと思っております。
「香り」を取り入れたとされる歴史は紀元前からあり、ミイラを作る際、フランキンセンス(乳香)、
ミルラ(没薬)という防腐作用のある植物が使われ、宗教の儀式には香りは付き物だったそうです。
中でも特に有名な話として、修道院の僧侶がローズマリーを主体とした痛み止めの薬を
エリザベート1世というハンガリー王妃に献上、それを使い続けた結果、王妃の身体の痛みは和らぎ、
70歳を超えた高齢にも関わらず、隣国の王子に求婚までされたというエピソードがあります。
この、使われた痛み止めの薬はハンガリアンウォーター(別名を若返りの水)というそうです。
現代にこのアロマが広く伝わるようになったきっかけは、1920年代にルネ・モーリス・ガットフォセという
フランスの化学者が出版した「芳香療法」という本であったといわれており、我が国日本では、
1985年にイギリスのロバート・ティスランドという方の「芳香療法の理論と実際」という著書が
翻訳された事で本格的な普及の始まりとなりました。
アロマ自体の歴史は相当古いものなのですが、
こと、日本に関してはつい最近の出来事なのですね。
